健康的コンサート、エレカシ松山公演を振り返る

エレカシ松山公演の感想を忘れないうちに。

豪雨からまさかの暑すぎる気候。会場の立地が松山城の下の方で、空の青と、公園の緑とすばらしく美しい、最高。


私の隣の方がお一人だけどノリノリの方だったので、私もノリノリでガンガン行けて嬉しい。この方がしてた宮本語録タオルを見て、ライブ後に私も買ってしまいました。首に巻くと元気がでるでる。エレカシのコンサートは、しみじみ聴く人もいれば、拳を上げて行くぜ!な人もいろいろいてバラバラだけども会場としてはまとまってるのが毎度不思議でいい空間。

二階席もバツグンに最高。なぜなら宮本さんは本当に一人一人に歌っているから。上からだとトミがしっかり見えて、かっこいいなーとしみじみしてしまう。さすがモテ男。成さんと石くんはこの暑さだったけど、全く感じさせない「渋爽やかっこいい」が漂っていた。



●歌のときのこと

生命賛歌か何かの時に、横からのライトでサイドの壁に宮本さんの影がたまに映るのだけど、影までも鬼気迫る感じでかっこよかった。影が人格を持ってるみたいで何だか悪魔みたいだった。



●MCのときのこと

「何度話しても好きなんだけど」と言う前置きの元、今宵の月のようにの話をする宮本さん。主題歌に決まったからって別に興味ねえよー、って散歩行くけど結局ドラマが始まる前にきちんと帰ってテレビをつけて見ちゃうってオチ。話の内容も話してるときの一生懸命さも、ものすごくチャーミングだし、この話が何度話しても好きってとこもチャーミング。

宮本さんは音楽プロデューサー役をやったり、お母さんの役をやったりと、全員同じ話し方だけど、落語みたいで面白い。爆笑問題の太田さんの「落語やったら絶対面白い」発言を思い出す。


みんなのうたの話のとき、「10歳かぁ、…すごく小さい。」としみじみ呟いたのが個人的にはツボだった。宮本さんの頭の中には10歳の自分が思い浮かんでたのだろうか。若いじゃなくて、小さいって言葉だったとこが可愛い。


宮本さんはMCの中で「悩んでるときに、街にピュッと出たら、人がたくさんいるから悩みが軽くなるときがある。もちろんそうじゃないときもあるけど」とか、「出会いっていいですね。けど友達が1人もいなくてもいい」とか、「〇〇だけど、〇〇じゃなくてもいい、〇〇じゃないときもあるけどね」みたいに話すのをよく見る。私は宮本さんの、そういう、いろんな人や状況をみんな肯定しようとして話すとこが優しいなーといつも感じる。10人中9人に響く名言でも、響いてない1人は疎外してるって作家の誰かが言ってたけど、その1人のことまで大丈夫だぜって言おうとしてるのが宮本さんの話の端々から感じれて、いつも優しい気持ちになる。


●その他もろもろ

アンコールは「友達がいるのさ」で、この歌を生で聴けたことが嬉しすぎて嬉しすぎて、松山中の電気を消してくれてもう本当に嬉しかった。コンサートの次の日、余韻から会場にまた来てしまい、隣の公園で「友達がいるのさ」をイヤホンで聴いてしみじみしてしまった。


この日の松山の会場のお客さんは本当に温かい感じがした。熱いというより、温かい。まさにご当地Tシャツのみかん色のようなポッと温かい空気が二階席から見ていて感じた。

宮本さんが何度か口にしていた「明るくて、健康的で、夢のあるコンサートになったと思います」という言葉は、まさにこの日のコンサートにぴったりすぎて、やっぱり宮本さんの言葉の選び方とまっすぐさに心を打たれた。特に健康的というのが何ともいえず、しっくりくる。コンサートに健康的って表現、なんて素敵。昔、西加奈子さんがあさイチで、「旦那さんはどんな人ですか?」と聞かれて、「健やかな人です」と答えていたのがすごく心に残っている。健やかっていい言葉だ。心も身体も健康、健やか。

この日のコンサートも、ステージのエレカシのまっすぐな歌に、会場のお客さんもまっすぐに受け取って一人一人が自分なりに反応していて、とてもいいコンサートになった気がする。それができることはとても明るくて心がパッと開いてることだと思う。まさに健康的。今も思い出すと胸が暖かくなる、夢のあるコンサートでした。


松山は直前までチケットあったけど、蓋を開けてみればソールドアウト、立ち見のお客さんもいて嬉しかった。出待ちの時に松山の方と少しお話ししたら「県民性?松山の人ちょっと遅いんだと思います〜」とのことで、それはそれでいいところでもあるなー、かわいいなーと思う。

ハンコを集印帳に押すとき、お隣の人の集印帳にご当地ハンコがめちゃくちゃ押してあったので、「すごいですね!」と思わず話しかけたら「恥ずかしいです」ともじもじされてた。


しばーらくライブはないけれど、新曲もSONGSもあるから何とか頑張れるだろうか。いや自信なし、8月のフェスとか行きたいもんだな。でも明日もがんばろう、エレカシがそう歌うので。