「本当は〇〇したかった」のない一年に。

今年は貯金とか気にせずやりたいことをやろう、と一月に決めたので本当にそうしてたら、通帳を記帳して今年は本当に全っ然貯金できてなくて肝が冷えた。大丈夫だろうか。

私が今年はやりたいことをやろうと思ったのは、雨宮まみさんの40歳がくる!というweb連載を読んだからで、その中の「欲望に溺れる」という回でこう書いてあったからだ。

一生に一度でいい、ワンシーズンだけでもいい、私は私の欲望に、言い訳をしない一年が欲しかった。「本当はあれが欲しかったけど」とか、「本当はあれを書きたかったけど」とか、そういう「本当は」の一切ない世界を生きてみたかった。本当に着たい服を着て、本当に持ちたいバッグを持って、本当に行きたいところに行って、後先なんか考えないで、ただ、今、自分が楽しいこと、夢中になれること、それだけにまっすぐ打ち込むような、あとから考えたら無駄かもしれないようなことでも、今したければそれをする一年を過ごしてみたかった。
(引用:40歳がくる雨宮まみ


「本当は」って言葉、私はよく使ってるなーと、この記事を読んで思った。本当は行きたかったけどお金ないし、とか。本当はやってみたかったけど、私なんかがやっても、てかやる意味ってあるのか、とか。そうしてたらあっという間に年だけとってた。このまま来年も職場と家の往復の毎日かー、と思うともう虚無感がすごかった。周りの友達は結婚して赤ちゃんできたりして、クレジットカードなんかも普通に使ってたり、知らない間に大人になっていたけど、私はずっと小学生の頃と変わっていない。テレビを見るのが1番の楽しみで、頭の中でいつも誰かと会話して過ごしてぬくぬく寝る。それはそれで個人的には楽しいし安心安全なんだけども、何だかこのままでは何だかなーだし。
それなら1年くらいなら貯金できなくてもやりたかったことをやろうと思った。
やりたかった英会話教室に通い始めてみた。そしたら英語うんぬんよりも笑顔で目を見て話すって思ったより大事だなーとか、こういう習い事みたいな場面では、遠慮せず照れずにやる方がいいんだなーと感じた。
あと、どうしても行きたいライブは県外でも行く、ちょっと興味があるライブは交通費がかからないなら行くことにした。その結果気軽に行ったエレカシのライブが、とんでもなく最高だったので、本当に行ってよかったと思う。エレカシにハマってからの最近は、たまーに湧いてきてた「このまま一生ご飯食べるために働いていく生活が続くのか、生きるのって大変。つらい。」のやつが減った。好きなものが増えるのはやっぱり楽しい。

私にとっては、こんなにガバッと財布の紐が緩んだことは人生で初めてで、習い事をしたりなんて大きな変化である。髪型も7年ぶりくらいに変えてみた。ライブとかはまあ前からいろんな人のライブによく行ってたけど、福岡東京とかのもんだ。しかし今年は、急にハマったエレカシが全国行脚で頑張ってるから、こっちも予想もしなかった町に行くことになっている。

やる意味とか行く意味とか、そういうのはとりあえず後回しにしているので、何年後かの私がどう思うかはわからないけど、とりあえず今のところ楽しいのでよしとします。でもまさか本当に貯金できてないとは!

雨宮まみさんの40歳がくる!はどれも本当に素晴らしい連載だったので、薄くてもいいから書籍化してほしい。かなり難しいかもだけど。