三浦大知のコンサートへ行った。

先日、といっても去年だが、三浦大知のコンサートに行った。球体ツアーは「誠に残念ながらご用意できませんでした…」だったので、ついに手にしたチケットである。当選したが、もちろん後ろの後ろの後ろの寿限無寿限無って感じの番号だった。
三浦大知といえば、ご存知、ものすごい歌いながら、ものすごい踊れる歌手である。

ちなみに、私が三浦大知をけっこう好きかも…と思い始めたのは、めちゃイケの岡村さんのダンス企画で見て「体のシルエット可愛いなあ」と思ったことがきっかけである。肩のラインとか、座っているときの丸っこい感じも可愛い。何だかいつもぶかぶかの服を着ていて、口をぱかぱかと開けて笑っていて可愛いのだ。
それから熱心ではないものの、テレビで見かければ「お、やっぱり今日も可愛いな」と、可愛いかどうかの確認を繰り返していた。以下は、私なりに可愛いと確認できた場面の詳細である。

・「鶴瓶の家族に乾杯」に出ていたとき、Tシャツでとてとて小走りする後ろ姿がとても可愛かった。
・「おげんさん」で、庭師の格好であぐらをかく姿が可愛かった。あぐらをかくと背中ラインの丸みが強調されて、とてもよかった。
・公式のインスタで、客のいないコンサート会場に立つ三浦大知の後ろ姿がアップされているのだけど、ここでは可愛いじゃなくてかっこいいが勝つ。ちなみに紙袋を持ったまま仲間たちと写っている写真もあり、そちらは庶民的で可愛い。
あさイチで華丸さんか大吉さんから「落ち着いてますよね〜」と言われたとき「いつもゆったりした服着てるからそう見えるだけだと思いますよ」という返しも、なんじゃそりゃで可愛い。
・同じくあさイチで自宅で友人を呼んでバーベキューやりたくて、やっと開催したけど、開催したことに満足して気づいたら寝てた話も可愛い。

実際はシルエットだけでなく、歌も好きだ。三浦大知はテレビで見ていると「踊りながら歌ってて凄い」が強くなりすぎて一瞬素通りしそうになるが、歌うまい。声がまろやかできれい。

 

そしてコンサートであるが、もうとにかく素晴らしかった。一番後ろから見たのだけど、生の三浦大知ってエネルギーがすごい。声がでかいでかい。会場の近くの川とか波紋でてるんじゃないのか?ってくらいすごかった。肉体全部が音楽って感じで、音楽に特化してるヒト科を見ていて不思議な気分だった。めっちゃ異次元。


とある曲でコロンっと転ぶ振り付けがあって、なんてチャーミングなんだ!さすがチャップリンを演じただけある!と思っていたら、振り付けじゃなくて本当にすべって転んだそうだ。全然歌途切れないし、そのあとの動きも含め、初見の私は完全にダンスだと思っていた。音楽がなっていて、そこで三浦大知が表現していたらそれはもうダンスでいいと思う。いや、もしリプレイしてもう1回見たら、あ、やっぱりすっ転んだだけだな〜って思うかもしれないけど、リプレイできないのが1回限りのコンサートの醍醐味なので、あれもダンスということにしときます。

それにしてもとにかく楽しかった。私は毎日三浦大知のことを考えていてむちゃくちゃ三浦大知ファンではないし、知ってる曲も少ないのだけれど、コンサートって楽しいなぁ!と腹の底から思った。アンコールの形も、ONE ENDのツアーテーマ(三浦大知が投げた端をみんなも受け取って返す、投げっぱなしじゃないよ〜みたいなことを話してた)に絡んでて、なるほど面白かった。

初めて行くアーティストのコンサートって緊張するけど、三浦大知のときはあんまり緊張しなかったのは、三浦大知自身の雰囲気もあるんだろう。歌と歌の合間に「大知ー!」という熱い歓声上がってて、その中、子どもの「大知…」というちょっと恥じらいを含んだ声も聞こえて和んだ。

三浦大知に限った話ではないけど、いろんな歌手にいろんなファンがいて、こうしていろんな所で楽しいコンサートが開かれていることに、コンサートに行くたびに、うっすら感動してしまう。(自分の体調、望む姿勢、アーティストとの相性とかいろいろあると思うけど)

 

グッズはツアートラックのおもちゃみたいなの買いました。非常食にチョコ入れたりしてます。

 

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で、「球体」の配信をちらっと見たけど、全っ然違うタイプのコンサートでびっくりした!!攻めてる!

鳥類学者が好きだからって、鳥はまだまだ詳しくないよ

知ってる人は知ってるが、知らない人は多分知らない。それが鳥類学者・川上和人。私が2018年の夏から好きな人である。

夏休み子ども科学電話相談で、バード川上というそのまんまの愛称で親しまれており、「はーい、どうもこんにちは川上でーす!」という明るい挨拶が特徴だ。子どもたちからの質問を「どう思う?鳥の気持ちになってみて〜」と一緒に考えて、「すごいね!よく知ってるね〜!」と必ず褒めるのが先生の素敵な回答スタイルである。いいな、褒められたい。ついでに声もかわいい。説明が分かりやすいし面白い。耳心地がいい。なので私はコンサートで遠出して、道に迷い不安になったら夏休み子ども科学電話相談を聴いている。川上先生の声、なんかホッとするのだ。

それにしても先生は一体どんな風貌なのか!きっとメガネでスラリとしているはず!と画像を検索すると、赤いジャケットや派手めなシャツに、個性的なメガネの男性が出てきた。おそらく40歳すぎくらいだろうか。メガネだしスラリとしていて予想の特徴とは合っていたが、なんかすごく画面が強い。見た目のキャラクターの強さに最初はびっくりしたが、最近は新しい写真が出ると、お、どんな服?どんなメガネ?と期待している私がいる。

 

そんな先生は『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』という本でも有名である。あ、この話題になった本、川上先生だったのか!と本屋で驚き、早速買って読んだ。と、先生の文章は実に愉快だった。はじめに、で読者の心を掴むのが上手い。紳士的な素振りとジョークで読者をすいすいと誘導していく。

学者ってこんな文章書いていいんだ、と思ったし、学者でこんな面白い文章を書く人がいるんだ、と結構衝撃だった。

それにしてもこの本はおもしろい。鳥のことや生態系のことが、先生の文章ではガンダムやアニメの話と混ぜながら、ふむふむと読める。例え話がイメージしやすいので読みやすい。また鳥類学者の生活は、私にとって経験したことないことだらけで読んでいて新鮮だった。無人島で空から鳥がボタボタ落ちてきたり、顎を割り耳から血を流したり。何より先生はいつも楽しそうだ。先生の視点を通して伝えられると、どんな事柄も楽しく感じられる。楽しそうな人の好きな対象も楽しそうにみえる。だから、鳥のことが何となく好きになっている。

 

『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』は、先生は鳥が好きじゃないのか?と思うようなタイトルだが、先生は鳥がめちゃくちゃ好きである。そして読者も鳥が好きになる。カバーのタイトルあぶり出ししたら、『鳥類学者じゃなくたって、みんなも鳥が好きだと思うよ。』ってタイトルが浮かび上がりそうなくらい先生の鳥愛が詰まっている。

 

以下の字の小さい画像は私が読んだ、読んでる川上和人氏の本。

左から時計回りに

・『トリノトリビア』(西東社)

マンガはマツダユカ。

・『人生を変えるアニメ』(河出書房新社)

川上先生は数ページ。著者紹介の文章も面白かった。

・『そもそも島に進化あり』(技術評論社)

本扉題字の川上先生の手書き文字も味わい深い。

・『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』(新潮社)

夏休み子ども科学電話相談で「川上先生の本に毒を持つ恐竜がいると書いてありました。小林先生本当ですか?」の質問は多分この本から。

・『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(新潮社)

私が好きな文は「個々にはキャラクターの弱いアイドルも、グループなら人気が出ると毛利元就が言っていた。」

・『美しい鳥 ヘンテコな鳥』(笠倉出版社)

鳥の羽毛が一本一本めちゃくちゃきれいで、鳥ってこんなにきれいなの!?とかなり衝撃だった。それにしても790円税別は安いので、カラクリが気になる。

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ただ本読んでても、今だに近所の川で見かける鳥が何なのかさっぱり分からない。(鳩、スズメ、カラス、セキレイ以外)

私の観察力と視力の問題だ。おー、白くてでかいな、とかしか分からない。精進。

 

 

 

 

 

 

5月病は神楽木晴で乗り切りました。

5月が終わりました。フェスに行く予定がおじゃんになり、エレカシに会えず、お笑いライブも一切なかった5月。特に上旬頃はエレカシを聴くと、「ああいい曲だな、ああライブに行きたい、が!チケット…」という思考と感情が湧いてきて、疲弊することもしばしばあった。チケット何ちゃらからのメールには、「誠に残念ながら」ばかり。当選メールってどんなだったっけ。「誠に誠におめでとう!レッツダンス!ダンス!」みたいなテンションでも全然いいくらいだと思う。


そんなやさぐれていた5月の私を支えてくれたのは、火曜ドラマ「花のち晴れ」であった!仕事終わりにリラックスして見れるから何となくで見ていたけど、もうとにかく神楽木晴が可愛い、可愛くて仕方ない!道明寺に憧れて、お部屋で立体の道明寺の映像を流したり、(どこで手に入れたのや…そして誰が録画したのや…)江戸川音の情報を仕入れようと、江戸川音の教室に忍びこみ、会話を近くの机の下でこっそり聴くというヤバみ、いや一生懸命ぶり。嬉しかったときに彼が布団をかぶりながら発した「ヤバーーイ!」は完璧に最高に可愛くて、このドラマのヒロインは神楽木なんだな、と思った。喜びを噛み締めるときの表情の可愛さ。ほんとにあっぱれなほど、こんなに可愛く、ときにかっこよく演じているキンプリのあの子凄い。あの子ではなく、覚えました、平野くん凄い。

が、私の周りでは見ている人はあまりおらず、見ている友人さえ「あれってさ、若い子のドラマだよね、好きっていうの、恥ずかしんだよね…」とモゴモゴしていた。確かにちょっとだけ気持ちはわかる。キンプリのデビューCD入荷日に偶然タワレコに行ったら、筒(ポスター)を持った若いお嬢さんが大量にホクホクしていた。やっぱり学生のお嬢さんが多いのか。

「でも私は神楽木を最後まで応援するよ!」と宣言すると、「あ、私は絶対、馳天馬だから」とぴしゃりと言われた。「え!!そうなの!」と動揺する私に「正直、音ちゃんが神楽木に揺れる理由がわからない。天馬くん完璧王子じゃん。天馬くん一択。」と冷静に友人は天馬くん宣言をした。(友人も何気に真剣に見てるな。)そう言われると、天馬くんは完璧に完璧な王子だな、神楽木が可愛すぎて、天馬くんのことはちゃんと見てなかったけど。そう思ってドラマを見ると、確かに馳天馬めっちゃかっこいい、ヤンデレ具合もいい。中川大志、ほんと嫌味ゼロで漫画の世界から颯爽と現れた王子だな。

その後ドラマを見てる人も見てない人も含めて「どっちが好きですか?」という見てない人からしたらどうでもいい質問をコソコソしているのだけど…もう圧倒的に馳天馬が人気だった。まじなのかー。ドラマで愛莉ちゃんが「そりゃ100人いたら100人が馳天馬を選ぶよ」という言葉は真実なのか。(いや神楽木ファンがこの世に、大量にいるのはもちろん周知だけど、全然周りにいないだもんな。いやしかし愛莉ちゃんってば、そのセリフひどいな!いや愛莉ちゃんのおにぎりシーンほんと可愛かったけど…)

何かに取り憑かれたように書いてしまった。あとで恥ずかしくなりそうだな。いやでもほんと毎週テレビの真ん前で見てます、しかものめり込んで真剣に。「わ、可愛い〜、可愛い〜、あー、頑張れー!」という声が口から漏れるので、両手で抑えながら見てます。いろんな楽しいことの中の1つに、ドラマっていう楽しみがあって、私の5月は無事過ぎていきました。神楽木、特に5月はありがとう。6月も応援してるから頑張って!

(神楽木のこと、先週までカブラギだと思ってました、ごめんなさい。)



さいたまスーパーアリーナの感想を書きたいけど、まとまらないので、いろんなことの感想。ツイッターで短くぽそぽそつぶやくのは苦手なのでここにダラダラと。

さいたまの帰りの新幹線で聴いた「坂口健太郎オールナイトニッポンGOLD」がボーッと聴くのにちょうど面白かった。「スーパーラジオ初心者」とリスナーから名付けられただけあり、エコーやファンファーレに驚き喜ぶ健太郎。リスナーと繋いだ電話の中で、「今、僕の声聞こえてるんですか?」と聞き、電話のしくみを知らない人と化していて、とても可愛らしかった。力が入ってなくて、そういう人を見るとうらやましくなる。一方で、ラジオ好きのペンギンズのノブオが初めてのオールナイトニッポンに力入ってたのを思い出した。愛ゆえに力入りすぎてる人もそれはそれですごく好きです。

力が入ってないといえば、ブラタモリの近江アナだけど、あさイチの後番組に出るのでブラタモリ卒業だった。寂しい。自然体でポワーっとしててかわいかったなぁ。最後の回でもバスの中でうたた寝、しかもタモリさんの横で。度胸がすごい、そしてそうさせる空気を持つタモリさんもすごい。

読んだ小説が面白かったけど、出版社のホームページに読者の感想で「泣きました!」「勇気づけられました!」の活字がバンバンで急速に冷めた。読者の感想は嘘じゃないけど、字の大きさとか「!」とかの感じが煽られてるようで、あんま好きじゃなかった。が、出版社の書籍を売りたい気持ちはよくわかる。いい本だよ、と伝えたい気持ちもわかるっちゃわかる。そしてそれ見て買おうと思う人もいるだろうしな。感じ方はみんなそれぞれなのだな。と、冷静になる。

夢の話を聞いたり見たりするのは好きだけど、いつもカルテットの家森さんの「へぇを生まないで」を思い出す。
へぇ〜、しか生み出さないけど、昨日見た夢の話をすると、三四郎の相田さんに、伊勢海老を食べに旅行に行こうと言われたけど、なんかめんどくさくて断った。相田さん好きなのに、夢でさえ出不精の圧勝。

ツイッターで「〇〇、パトラッシュ」とつぶやいていてる方を見て、あー、なるほど、と思った。どうしようもないことはパトラッシュに言いたくなる気がする。あの高い鳴き声でフウーン、と返してくれたら。パトラッシュの背中を一度撫で、木靴をコツコツ鳴らし、あの丸く大きいいちご飴をころころ舐めながら歩きたい。
中学生の頃、友人がカラオケでフランダースの犬の主題歌を入れて、冒頭の歌詞を初めて字面で見て驚いた記憶も思い出した。ありゃ何語なのや。






エレカシ新春コンサート大阪1月7日(2日目)

エレカシ新春コンサート、大阪2日目に行く。

紅白が終わって一体どんなコンサートをするのか、楽しみであり、緊張もしていた。

私が行けるコンサートもあと少しかぁ、という寂しさもちょっぴりあり、今日という日のこの時間、ただただ感じろ!を胸に参加した。だからこうこうこうなって、こう、とか流れなど全然覚えてなくて、みんなの表情や音、会場の空気を肌でグググっと感じたコンサートだった。


度肝を抜かれてしまったのは、珍奇男。すごかった!

宮本さんがギター1本と自分の声で珍奇男を歌っていく始めのところは、緊張感があって、何かもう、今、ここで今、珍奇男って音楽が、生まれている瞬間を体験した。

珍奇男は、宮本さんにしか歌えないよな、と思う歌の一つというか、エレファントカシマシの歌は全部そう思うけども。宮本さんの歌を聴いていると、赤羽の団地で生きてきて、歌うってことをどう体得したらあんな風に歌えるんだろうと不思議で仕方ないのだけど、これはもうどうしようもなく生まれもった才能なんだろうか。珍奇男を聴いてるときは、特にそう強く感じる。


そこへ、ドッドっと胎動のようにトミのドラムが入ってって、石くんのギターと成ちゃんのベースが重なってって、SUNNYさんとミッキーの音も重なって。宮本さんのギターと歌声で始まった珍奇男が、どんどん大きく厚くなっていく。全員の息づかいを合わせようとする緊張感と音楽としての楽しさと、音楽にしか出せない圧倒的な力が流れてた。


珍奇男は、このエレファントカシマシにしか生み出せない音楽で、それを今、体感できていることは、とんでとない喜びだった。

メンバーとは、音楽で会話してる、って去年のテレビで宮本さんは言ってたけど、ほんとそんな感じがした。


ちょっと余談で、私は高校生のとき、軽音楽を一瞬していて、バンドの演奏をしたことがあるのだけども。各々練習してきて、初めてみんなで音を合わせたとき、ギターとベースとドラムが重なって、もう全く遅いし拙いんだけど、「わあ、音楽なったじゃん!音楽って、こうやって音が重なってできるんだなあ!」とえらく感動したことがある。

この日の珍奇男を聴いて、音楽って、音が重なってみんなで息を合わして、こんな風に生まれてできてるんだなあ、と高校生の頃に感じた、音楽が生まれる瞬間に感じた感動を、改めて感じた。

と同時に、ステージ上の全員の集中力とその音楽がどんどん大きく、とんでもない音の心地よさを高めていって、珍奇男は凄いことになっていく。


もうこの音、空気、全部感じ取りたい!とこんなに全神経全細胞を集中させたのは初めてだった。心地よくて気持ちよくて楽しくてずっと感じていたかった。


「いつもより長い、凄い珍奇男でした!」


と宮本さんも言ってたけど、ほんと、もっともっともっと聴いていたかった。こんな体験ができるなんて!ありがとう珍奇男!



最後の最後で、今宵の月のように。紅白以後、私にとって初めての、生で聴く今宵の月のように。ツアーで聴いてたときと、やっぱり何か違って聴こえた。


曲って歌詞も楽譜も変わらないけど、ずっと歌っていって、曲もいろんな経験して、どんどん成長していくんだな、ってことを、私たちも一緒に体験させてもらってる。

61歳で歌う今宵の月のようにはどんなになってるだろうか、楽しみすぎるよなあ。



この日改めて、音楽って凄すぎないか!凄いよなぁ!と思った。散々知ったつもりだけど、まだまだ思わされた。というか、散々みんなが口にしてるから私も知った気になってたけど、まだまだ短い私の人生では、こんな凄い音楽聴いたら、そりゃまだまだびっくりするよな。音楽凄いって何度でも言ってしまう。


音楽を聴いて胸が震えたり、笑ったり楽しくなったり、泣きそうになったり、私の体中の一つ一つがこんなにワクワクしたり。音楽にはこんなに凄い力があって、どんな世の中になっても、今まで音楽がなくならなかったのは、そりゃあそうで、だってこんなに音楽って凄いんだから!と思考と感動が順繰り順繰りした。そんなことをまだまだ何度でも感じさせるエレファントカシマシは最高にかっこいい。


エレファントカシマシは、前に前に進んでいるようで、それはかっこよくて、で、同時に羨ましくもあった。ツアーして、紅白出て、それで新春にこんな素敵なコンサートをして、ただただ歌っていくことに純粋に真っ直ぐ走っていて羨ましい。もちろん上り下りのエブリデイだったのだろうけど、その時その時の彼らの苦しみもあるんだけども、それでも足を出す方向が決まってるって羨ましい。

ツアーで宮本さんは友達がいるのさを歌ってたとき、斜めだって後ろにだって歩いていいんだぜって言ってたけど、出来れば前に進みたいじゃないですか。まあ、後ろが前になることももちろんあるって分かってるつもりだけど、ねえ。

なんかもう感動とそういう気持ちで胸いっぱいで、フェスティバルホールからの橋をめちゃくちゃ走って帰った。ほんの数十メートルですが。




●個別記録ぽつぽつ

トミはとても表情が豊かで、演奏中は目がクッと力強くて、かっこよかった。宮本さんの何もかもあそこでドンっと受け止めてるんだなあ、と思う。そしてよく笑っていらっしゃる、惚れる。


石くんのあの集中してる顔がとてもかっこいい、やはり髪切ってサングラス取って、その顔が見れて嬉しい。宮本さんとギターを向かい合って弾いたり、もうかっこいいよ、石くん。二曲目で拳を上げてたのには、か、かわいい!と大変びっくりしてしまいました。


そして成ちゃんである。宮本さんから前に出ろ出ろ!と促されながらも中々出ず、やっとこせで成ちゃんは前に出ると、本当にかっこよすぎてびっくりしてしまった。高緑成治を浴びすぎると、私の何かがおかしくなる。だからいつもあそこにじっとしてるんじゃないか?と思うほどかっこよかった。


ミッキー。安定のかっこいい演奏と柔らかい笑顔で、見守ってくれている。ずっと思っているけど、ミッキーは顔が小さすぎなことないか!


そこにいるだけで私が安心して嬉しくなっちゃう人、SUNNYさんは、めちゃくちゃ宮本さんをみて演奏していた。やっぱり今を歌えのコーラスは、たまらなく素晴らしい。浴びるような感動がある。そしてSUNNYさんの後ろのストリングスチームの紹介の時、膝をついて見えやすいようにする気配りに心打たれました。紳士、こんな人がエレファントカシマシのステージに一緒に立っているって素敵すぎる。


見た目にも、今にも弾くぜって感じの、素敵なストリングスチームの皆さん。初めてストリングを体感したけど、昔の侍、ゾクゾクした。ストリングスの入った今を歌え、ツアーとはまた違って、ほんっとに良かった。


最後に宮本さん。

曲紹介は、大体歌詞やタイトルを力強く言うのだけど、私はそれが大好きで、だってもうそこに全部詰まってるもんな、と思う。

「はじまりは今、今!迎えにいくぜ!ってそういう曲です!」

「行き先は自由!」



宮本さんは客席の人を2700人の観客、とはきっと思ってなくて、ちゃんと1、1、1、で見てるから、2700人中2699人がイエスでも、1人がNOだとしたら、その1人もきっと無視しない人だから、言葉が迷うことがあるのだと思うんだけど、

「(紅白)ここにいる人はみんな祝福してくれてると思います!」

と言ってくれたのは嬉しかった、祝福してるしてる。

またトークの時、中々イヤモニの音量がうまくいかなくて、袖に指示出してて、

「ちょっと美声が聞こえすぎちゃうんでね笑」

って片っぽは下がり眉毛で少し笑顔で客席を和ませてくれるとこ、優しいなあ、と思った。


本当に歌うことに体いっぱいで、でも時折冷静な表情もあって、曲を伝えることに宮本さんの全部を使ってて、ほんとにいい歌を歌う人だなあと改めて思いました。






そいえば、はじまりは今で、「何かのタイアップだったと思うんだけど違ったかなあ。」と言ってましたが、当時はタイアップなくて、2009年に、飲料水のなっちゃんのcmで、ストリートで歌う女の子がはじまりは今を歌ってるみたいです。しかもカメラのミヤモトってお店の前で。それのことを思い出したかったのかなあ。








2017年、エレカシを好きになった自分を褒めたい

2017年も終わるけど、今年は本当に楽しかった。好きなことしたなー、すごく生きたなー、と思った。

いや、去年も一昨年も一生懸命生きていた。1日3食食べて、仕事して、洗濯したり、テレビ見て笑ったり、お金のことや将来のこと考えたり。それはそれで尊いのだけど、いろんなことを我慢したり、言い訳したりして、その間に時間だけはあっという間に過ぎたなー、と感じていた。だってもう、ただただ毎日を生きるのって大変じゃん、って。そのことが、うっすらとしんどかった。

だから2016年の12月に、一年だけ好きにしようと思った。お金を気にしたり自分の見え方を気にしたりするのは置いといて、小さいことでも何でも、やりたいことはやろうと思った。

お菓子を買うとき安い方じゃなくて食べたい方をヤァ!と買うとか、北陸までコンサートにエエイ!と行くこととか、描きたい絵をオリャ!と描くとか。

だから今年は、いつもより自分の気持ちに正直にすごく生きたなーと思った。そうやって生きるのは楽しかった。


そして今年が楽しかったのは、エレファントカシマシってバンドを、ちゃんと知ったのが大きい。

初めて生で見て、エレファントカシマシはめちゃくちゃかっこいい、凄いバンドだと知った。

エレカシのコンサートで、私は生まれて初めてロックを体感した。頭で言葉を知ることと、体で言葉を感じて知ることは、全然感動が違って、これがロックなんだ!と分かった時、嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。ロックって凄いな、喜怒哀楽の感情では表現できない気持ちの衝撃。しかもコンサートが終わっても、ずーっとずーっと胸の奥の方にいるのだ。そりゃあロックが世界でこんなに支持されるわけだと、ひどく納得した。

それに音楽って凄い!って本当に心から思った。目の前のこの人達が出してる音、歌で、私の気持ちがこんなに揺さぶられている。非日常的な特別な演出やセットがなくても、この人達が、曲を伝えようと演奏する、歌うことで、こんなに音楽って凄いものになるんだ、伝わるんだ、とびっくりした。圧倒された。本気で凄かった。

エレカシのコンサートの、あの音の中に体中で入ってる感覚は何ものにも代え難い。激しくも心地いい、熱、優しさとエネルギー。あの空間にいる時は、もう今しか考えてない。今!今!この瞬間!肘の関節がおかしくなってもいいから拳を上げてた。もう私の全部、ここで使い果たしてもいいと思っていた。そんな空間だった。


宮本さんはとんでもなく声が大きく、歌がびっくりするほどうまくて、会場の隅の隅まで、一人一人に伝えようと一生懸命歌う人だった。とんでもない才能があって、自分たちの音楽を愛してて、自信があって、最高にかっこいい。と同時に、昔や今のインタビューを読むと、考えたり悩んだり、いろんなことに感動したり、すごく心が美しい人だなぁと思った。


エレカシを知って、エレカシという真面目に本気で生きている人達がいるということが、私には心強かった。いや、自分も含め、多分どの人もみんな、真面目に一生懸命生きてるとは思うのだけど、日常ではそのことをぬるっと忘れたり、そうは見えなくなったりして、何だかもう、時折めげそうになるのだ。けど、エレカシを見たり聴いたりしていると、やっぱり本気な方がいい!と思える。行くぜ、生きるぜ!と思える。そんな人達を好きになれたことが嬉しかったし、自分えらいぞ、と思えた。


今年、一年だけやりたいことをやるぞと決めて、それにちゃんと従った結果、今年ほど楽しく、自分を褒めたい一年はない。それに、久しぶりに、自分のことを好きだと思った一年だった。

小学生の頃から、好きなものに向かって、好きだ好きだ!と、全力で走っていけるのは自分の好きなところだった。今年はそのことをエレカシを通して、よく感じた。チケットを取って、聞いたこともない電車に乗り、見知らぬ土地を訪ねてエレカシに会いに行った。いや、もうあんなかっこいいバンド知ったら、好きだ好きだと走り出すしかなかった。

でも自分史上一番行動的だったし、絶対遠くて行けないと思ってた所でも、行こうと思えば行けるんだ、と思った。何だか、やってみたら意外とできるんだな、そのこと分かって嬉しかった。

自分の気持ちを無視しなかった自分のおかげで、この一年が多分、人生でかなり上位で、自分に正直に生きた気がする。それはすごく楽しいことだったし、本来、毎年当たり前にそうであってよかったんだと、今年気づいた。


もし今年、エレカシを好きになってなくても、私は別の何かしらを好きになってて、それはそれで楽しかったと思う。でも好きになったのがエレカシでよかったなと凄く思っている。真面目で一生懸命で、とんでもなくロックでかっこいい、ちょっと照れたり可愛かったり、本気で生きてる51歳のロックバンドだ。


そんなエレカシが、今日、紅白歌合戦に出演する。やっぱり絶対白組勝ちたい。私はリモコンも新調して、テレビの前で応援します。楽しみだけど、正直緊張もしている。彼らの渾身の歌を、網膜と鼓膜と心を凝らして見届けるつもりです。一年の最後にこんな楽しみがあって、ありがたいなあ。

(Hey!Say!JUMPのカモナマイハウスを出演者全員踊るって聞いて、気が気じゃないけど、宮本さんが、振り付けの練習を頑張ってたと聞いて、やっぱり好きになってよかったと思ってます)



何だか途中は重くなっていた気もするが、

「真面目に生きてれば、やっぱり重いですよ」

という89年の宮本さんの言葉を添えて終わりたいと思います。


よいお年を。







野音

野音から一週間も経ってしまった。早い、年々、1日が早い。今年の始めには、野音なんて全く知らなかった自分が、まさか野音に行くとは。

2時すぎに会場に着いたら、もうリハーサルの音が聴こえている!野音、野外音楽堂ならでは。しかも宮本さんはリハーサルから歌の合間に「エビバデ〜(弱め)」とおっしゃってる。リハーサルも言うんか〜と感動。

この日はMステの中継もあり、テレ朝スタッフの方から説明があった。「ご歌唱、ご演奏をして頂きます」との丁寧語を聞いて、流川の「ご指導、ご鞭撻お願いします」を思い出す。その後ご本人登場、そして石くんの髪が短くなっていて驚愕!かっこいい、爽やか、かわいい、もう全部。成ちゃん、スタイルよくてめちゃくちゃかっこよくてびっくり。トミ、ワインレッドトミ。宮本さん、今日も異常なくかっこいい。時折笑顔も見せてご機嫌。

いよいよ中継スタート。さあテレビの前のみんな、エレカシを見てくれって感じで会場のお客さんに妙に一体感があったように感じました。「俺たちの明日」、やっぱりすごくよかった。Mステ、思い出になりました。

宮本さんの「しばしご歓談を」でメンバー達、一時退散。


さて本編、とにかく凄い凄かった。宮本さんはとにかく声すごい。

もう珍奇男とか、音を合わせていく感じ、めちゃくちゃにかっこいい。石くん髪切って目が見えるから、すんごいミヤジみて合わせるって感じがかっこよくて凄かった。もう記憶ってすんすん薄まっちゃうから悲しいんだけど、けど、あの全員の音の気迫、宮本さんの迫ってくる感じは体感として残っています。


宮本さん、ツアーよりもトーク少ないながらも、どの発言も印象的。

「よろしくお願いしますは、変か。よろしくなくお願いします」

新語。

「…コンサートが好きでよかったです」

ほっこり。

エレファントカシマシを愛してくれてありがとう」(途中から照れてた)

こちらこそありがとう。


あとトミが、最後の最後、ステージから去り際に、お客さんにニコって笑顔を見せたのが最高に最高にかっこよかった、モテる男は違うわー。


自分の反省点は、ライブ前にもっと首とか腕をストレッチすべきだった。翌日の筋肉痛、青あざがひどかった。私の体はラジオ体操で筋肉痛になる、ちゃんと大人の体なのだから。しかしエレカシのみんなの体はどうなっとるんだ。

そして野音から2日後に仕事に行く。同僚の顔を見たら、日常感があまり強すぎて心がポキっと折れた。


今から金沢。バンテリンEXを持ってきたけど、プリッツ忘れた。鯖江福井県なのか。福井って意外と近い。福井県の隣は岐阜なのか。勉強になるなー。